採用担当者の本当のターゲットは、新卒学生ではない!?

採用担当者の本当のターゲットは、新卒学生ではない!?

新卒採用での、人事担当者にとってのターゲットは、本当に学生なのでしょうか?
この問いかけを不審に思った方もいるかもしれません。

しかし、実は面接に来る学生よりも、もっと重要かもしれないターゲットが学生の背後に隠れています。
それはいったい、誰なのでしょうか?

 

見えざる採用ターゲット、”オヤ”

オヤカクという言葉をご存知でしょうか?
近年は、学生の就職活動に参入してくる「親」が増加しています。

過干渉な親が増えているためだと言われていますが、少子高齢化に伴い、子供が一人しかいない、一人っ子の家庭も増加傾向にあります。
昔よりも自分の子供のことに対し、慎重になる親世代が増えているようです。

「自分たち親と同じ業界に就職してほしい」
「子供に今まで掛けてきた教育費を無駄にできない」
「自分の子供が選んだ会社だが、聞いたことがない、よく知らない会社だ」

このような考えから、自分の子供の就職活動に過干渉になる親が増えているようです。

最近の学生の親たちは、自分の子供の内定先の企業に対して疑いの念や、自分の希望と異なるから子供の就職先を承諾しないという頑固さ、就職活動が自分たちの子育てのゴールであり、納得できる企業に就職できるまで子供に指示をだそうと考える親心を持ち合わせています。
 

内定辞退が中小企業を苦しめる

特に、中小企業は親の反対による内定辞退が多くなっています。

学生の親が自分の子供が就職する上で持っている願望の中でも、定年退職するまで働き続けてほしいという願望を持つ人が全体の60%もいることが分かりました。
これは、回答項目の中で最も多かった回答です。さらに、経営が安定した会社に就職してほしいと考えている親も、50%弱にのぼりました。

海外の企業では、新しくできた企業が急成長して、大企業に成長していくのですが、日本では企業の規模に入れ替わりがほとんどありません。
これは日本経済が停滞している証拠とも言える事象です。ソフトバンクのような新興の大企業でさえ、学生の人気企業ランキングからは外れてしまっているのです。

そんな情勢のなか、待遇面でも、転職の有利さでも、企業の安定性でも、なかなか大企業に及ばない中小企業では特に、親の反対で内定者の学生に内定辞退をされてしまうリスクが高くなっています。

より厳選した少人数の人材を活かして働いていかなければならない中小企業では、コストをかけて採用した人材の内定辞退による損失があった場合、打撃も大きいでしょう。
 

オヤカクのための企業対策例 ~絵本で企業理念を伝える~

優秀な学生を選考し、やっとのことで内定を出したのに、最後の最後で、学生の親が登場し、学生が内定辞退をしてしまうと言った事態に陥ってしまったら、本も子もありませんよね。
学生に内定を出すまでに掛けたコストも、無駄にはできません。

なにか、いい対策方法はないのでしょうか?

インビジョン株式会社は、マーケティング、企業のブランディング、求人媒体の紹介を行っている企業ですが、自社の企業理念を内定者の親に伝えるために、絵本を制作しています。
絵本を読み進めることで、事業への姿勢や企業理念が親の頭の中に入っていくようにという狙いで作られています。最後のページには、学生の親へのメッセージが記されています。

学生の親からも、指示してもらえるようなコンテンツ制作で、親世代に自社の事業に対する想いを伝え、内定者の親に納得してもらえるような企業アピールにこだわっているのです。
 

最後に

あなたの企業の内定者の中にも、親からの承認を得ていない学生はいませんか?
内定辞退を避けるためにも、内定者の親世代を説得する必要があるかもしれません。

学生の親から、自社への信頼を集めるために、共感してもらえるコンテンツを親向けに作る必要が出て来た時には、是非、弊社までご相談ください。
Webサイト制作での対策はもちろん、採用戦略に関するコンサルティングを行い、貴社に合わせたご提案をさせていただきます。

もしあなたに採用に関するお悩みがあれば…


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