秋採用と聞くと、春・夏の採用活動で採用できなかった人材を採用するためのリベンジの場、という印象を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんな秋採用には、春・夏採用とは違ったメリットがあるのです。
「春・夏の採用活動は、大企業に流れる人も多く、なかなか注目を集められない…」
というお悩みをお持ちの採用担当者の方でも、秋採用で積極的に採用活動を行っていくことで、自社の求める人材を採用することに成功することができるのではないでしょうか?
まずは秋採用にどんなメリットがあるのか、ご紹介します。
優秀な人材はまだまだ就職活動中!秋から新規の就職活動生が参戦する
まず、秋採用のメリットは、秋から新規で就職活動に参戦してくる優秀な人材と出会えるということです。
秋から就職活動を行う人材にはどんな人たちがいるのか挙げてみると…
- 司法試験、公認会計士試験など、資格取得に勤しんでいたために、就職活動ができずにいた、優秀な学生
- 大学院進学を考え勉強をしていたが、進路変更をして就職活動を始めた学生
- やりたいことが分からず大手ばかり受けていて挫折を繰り返し、ようやく自分の進みたい道が分かってきた優秀な学生
- 既に大企業から内定を得ていても、引き続き適性に合った企業を見つけるために就職活動を行う学生も、全体の10%存在する。(リクナビ・東洋経済調べ)
他にも色々な事情があって、秋まで就職活動ができていなかった学生もいます。
このような学生の中から、自社に合った人材を採用することができれば、あなたの会社の採用活動でいい結果を出すことができるのではないでしょうか?
秋採用の時期なら、春・夏採用での内定辞退の穴埋めもできる!
就職活動が解禁される時期が4年制大学の場合、3年生の12月解禁から、3月解禁まで後ろ倒しになるという発表が経団連から出され、大企業での就職活動スケジュールも後ろ倒しに変更されましたよね。
このスケジュール変更の影響で、大企業よりも先に中小企業の選考を受け、内定を獲得する学生が増えていくだけでなく、中小企業の内定辞退を行う学生も増えていくと考えられています。
しかし、万が一春夏採用で出した内定を全て辞退されてしまったとしても、秋からもう一度採用活動に乗り出すという計画さえあれば、秋から参戦する就職活動生も、大企業からの内定があっても就職活動を続けている学生も、採用活動の戦略次第で、自社に引き込むことも可能なのです。
また、逆に言ってしまうと、春・夏採用で出した内定が、場合によっては全て、内定辞退によって消えてしまう可能性もあるのです。
採用スケジュール変更の影響などにより、秋採用を行う企業が増えてくれば、春・夏の努力が無駄になる可能性も上がっていくのではないでしょうか?
秋採用にヤマをかけるという戦略
これらのメリット、デメリットを踏まえると、春・夏採用よりもむしろ、秋・冬採用に力を入れたほうが無駄がないのでは?と思われる方も多いかもしれませんね。
そうなったら、秋採用に参戦する企業が増え、秋採用で他社との差別化を図り、自社の強みや、魅力をもっと強く打ち出す必要が出てくると思いませんか?
例えば…
秋採用専用の採用コンテンツ、イベントを企画するなど、募集・宣伝面の工夫も必要になってくると考えられるのではないでしょうか?
特別なWebコンテンツ制作を用意することで、自社の秋採用の活気を表現することもできるでしょう。
あなたの会社の理想を実現する技術なら、福岡採用サイト&採用ツール制作.comにあります。
「秋採用でどんな対策をしたらいいのか分からない」といったお悩みにも、Web制作の分野から、応援致します。