就活生は、何を会社選びのために参考にしていると思いますか?
一般的な答えとして「リクルートサイト」があげられるのではないでしょうか。
各会社が工夫を凝らし、シンプルでかっこいいものから派手で壮大なものまで、多種多様です。
ですが、果たしてそのページは就活生から見て、使いやすいサイトになっているのでしょうか?
「使いやすいサイト」というのは、操作性はもちろんですが
「就活生が欲しいと思っている情報を手に入れやすいか」
ということでもあります。
そこで、リクルートサイトにおける「このデザインが使いやすい」を皆さんにお伝えしようと思います。
ファーストビューから導線作り!
ファーストビューというのは、そのサイトを開いたときに一番最初に目に入る範囲のことです。
各会社のファーストビューには、インパクトがあるカッコイイキービジュアルが多いと思います。
それは「すごい!カッコいい!」と就活生は思うかもしれませんが、印象は「すごい!」止まりです。
ファーストビューから会社の紹介へ引き込む導線づくりがしっかりしていなければなりません。
そのためには、キービジュアルなどの大きな画像やコンセプトで幅を取るのではなく、移動して読んでもらいたいページのリンクボタンを設置しましょう!
ただ配置するだけだと、どこかで見たような無難なデザインに見えてしまうのでユーザーの印象に残りません。そこで、ボタンのデザインを会社のイメージに合わせて作成すると個性が出てきて面白いですね。
ページの移動をスムーズに!
サイトを覗きに来てくれる優秀な就活生を逃したくない!という気持ちは、どこの企業にもあると思います。でも、その気持ちが強すぎてサイトから逃げられないようにわざとページ移動をしにくくしている、なんてことはないでしょうか?
確かに、サイトからの離脱率は低くなるかもしれません。
しかし、就活生は一日にいくつものサイトを回っているので、操作性が悪いと、とてもストレスが溜まります。結果、「なんだか疲れるサイトだなぁ」という悪い印象を植え付けることになってしまいます。
そこで、優秀な就活生を逃したくない!という気持ちをぐっと抑えて、就活生がスムーズにページ移動できるサイトにしましょう!
例えば、ページの上部まで戻らないとページ移動ができないのなら、どこからでもページ上部に戻れるボタンを配置する、などの手があります。
スムーズな移動ができると、短時間でたくさんの情報が見られるので就活生には大助かり、時間が経つのを忘れて読み進めちゃった!なんてこともあるかもしれないですね。
まとめ
ファーストビューで就活生が求める情報への導線を作り、操作もしやすく、ページを読み進めるごとに会社について詳しく書いてある就活サイトは、就活生にとってとても親切なサイトです。
見た目のインパクトを追い求めることも重要かもしれませんが、「ユーザー(就活生)にとって一番使いやすいサイト」を改めて考えてみるのもいいかもしれませんね。