新卒者向け・中途者向け問わず、利用されている就職ポータルサイト。
リクナビやマイナビといった有名なサイトから、そうでないサイトまで多岐に渡っています。
今日、企業の採用活動や学生の就職活動において,就職ポータルサイトが多く活用されています。
サイト上で、企業は自社の広報活動を行うことで学生からのエントリを募ることができ、学生は多種多様な企業を志望することが可能となります。
つまり、採用・就職活動は企業と学生のある種のマッチング活動ととらえられ、就職ポータルサイトがそのマッチングをサポートする機能を提供していると考えられます。
なお、今年の新卒求人の中で掲載求人数がもっとも多いのは、リクルートキャリアが運営するリクナビで、約14,000件にのぼります。(2024年4月時点)
最近では、就職ポータルサイトを利用しても「出会えない」といった声も聞かれるようになりました。
なぜこれほど多くの会社が就職サイトを利用するのでしょうか?
就職ポータルサイトを利用する理由
理由1.学生が就職ポータルサイトを利用するのが一般的になっているため
多くの人は、初めにこれらのサイトを見て応募したい企業を探し、応募するかどうかを検討します。
そのため企業にとって就職サイトに求人を出すことは、企業を知ってもらうための前提条件とさえ言えます。
理由2.中小企業が新卒者の雇用に取り組み始めたため
これまで中途者雇用がメインであった企業が、人材確保が困難になったということもあり、成長に意欲的な新卒者の確保にも目を向けています。
サイトの巨大化が招く大きな弊害の1つとして挙げられる、求職者と企業とのミスマッチ
ポータルサイトは簡単にエントリーすることができるため、手当たり次第に応募する学生が多く発生します。
このようなミスマッチを防ぐためには、ポータルサイトだけでなく企業それぞれの採用サイトで応募者に情報を発信していく必要があるのではないでしょうか。